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全国映画よもやま話

札幌国際映画祭 物語風の企業CM特集

2015年9月17日(木) 北海道新聞朝刊

 

来月開幕の札幌国際映画祭

 

物語風の企業CM特集

 

10周年記念事業 映像ビジネス講演も

 

第10回札幌国際短編映画祭(10月7~12日開催)の実行委員会は16日、物語仕立ての企業CMを紹介する「ブランデッド・フィルム特集」の上映や「札幌国際メディアコンベンション」の開催など、10周年記念事業の概要を発表した。

特集は10月9日午後6時から、札幌市中央区の札幌プラザ2・5(南2西5)で上映。商品映像を使わず、物語性を持たせた新タイプの企業CMを紹介し、映像制作会社の寺井弘典さんと、雑誌コマーシャルフォトの川本康統括編集長が解説する。

コンベンションは映画祭開催前の同月5日午後2時半から、同区の札幌プリンスホテル国際館パミール(南3西12)で。ウーベ・シュメルター・ドイツ文化センター元館長が「ベルリンにおける映像によるまちづくり」、フランスの有料民間テレビ局のパスカル・フォールさんが「フランスCANAL+の映像ビジネス戦略」と題してそれぞれ講演。討論会も開かれる。過去5年間の道内ゆかりの映画を集めた「ベストオブ北海道セレクション」で、11作品の上映も決定。山岸正美実行委員長は「多くの人に来場してもらいたい」と話した。道新プレイガイドなどで2時間弱の1プログラム券(1100円)など前売券も発売している。

(相川康暁)