２０１７年２月７日  北海道新聞 朝刊

さっぽろ雪まつり開幕！

札幌国際芸術祭担当のトット商店街で影絵とアニメーションも

第68回さっぽろ雪まつり（札幌市などでつくる実行委主催）は6日、メインの大通会場（札幌市中央区）が開幕し、西5丁目の大雪像「トット商店街」前では、同日夜から影絵劇の上演が始まった。

影絵劇は、日本の四季の移り変わりを、アニメーションや童謡も交えて表現する。東京在住のアーティスト岸野雄一さん（54）が、雪像をスクリーンにして影絵を動かしたり、自ら農民役として舞台に登場する。

会場の大雪像は、トットちゃんの愛称で親しまれる女優黒柳徹子さんが商店街にテレビを持って現れた姿を表現しており、影絵劇のナレーションは黒柳さんが担当している。

鑑賞した中国人観光客の男性（39）は「四季の移り変わりが素晴らしい」と感心していた。上演は、まつり最終日の12日まで毎日、午後5時、6時、7時、8時から各回15分。無料。