4/5(土)公開記念『Underground アンダーグラウンド』小田香監督ゲストトーク!

 

鬼才タル・ベーラ(『ニーチェの馬』)の愛弟子、

小田香が三たび、カメラを向けるのは日本の“地下世界”
漆黒の暗闇に横たわる歴史を凝視する 

 

地下の暗闇から、蠢く怪物のように「シャドウ(影)」が姿を現す。シャドウ(影)はある女の姿を借りて、時代も場所も超えて旅を始める。地下鉄が走る音を聞き、戦争で多くの人々が命を失ったほら穴の中で死者達の声に耳を澄ませる。そんな道行きの中、シャドウ(影)は、かつてそこで起きたことをトレースしていくようになり、湖の底に沈んだ街に向かう。夕張と札幌でもロケーション!

 

 

セノーテ』『鉱 ARAGANE』の小田香が描き出す、
ドキュメンタリーを遥かに超えた異形の空間

映画『Shari』や米津玄師「Lemon」MV(出演・振付)の
吉開菜央が体現する「シャドウ(影)」という時空を超える存在

 

3年かけて日本各地をリサーチし、その土地に宿る歴史と記憶を辿り、土地の人々の声に耳を傾け、これまでとは全く異なる撮影体制で、地下の暗闇を16mmフィルムに焼き付けていく。その道行きには、映画作家・ダンサーの吉開菜央が、「シャドウ(影)」という存在を演じ、まるでその姿が歴史そのものであるかのように随伴する。

鼓膜がうち震えるほどの音響設計と、時折、漆黒の暗闇に揺れる眩い光がドキュメンタリーという枠を超え、我々の既成概念をぶち破る力強さで疾走していく。

 

 

公式HP⇒小田香監督最新作『Underground アンダーグラウンド』