4/12(土)公開『リアル・ペイン~心の旅~』
第40回サンダンス映画祭でワールドプレミアを迎え、
絶賛の声と共にウォルド・ソルト脚本賞、
そして第97回アカデミー賞助演男優賞に輝いた『リアル・ペイン~心の旅~』。
監督、脚本、製作、出演を兼ね、主人公デヴィッドに血を通わせたのは『ソーシャル·ネットワーク」で俳優としてブレイク、さらに満を持しての監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』がワールドワイドに高評価を受けたジェシー·アイゼンバーグ。今回、自らの家族のルーツを題材にして長編監督2作目に挑み、繊細でエモーションナル、かつ確かな演出力に一層磨きがかかった。
そして、W主演で従兄弟のベンジーに扮したのは「メディア王~華麗なる一族~」でゴールデン·グローブ賞とエミー貴どちらも手中に収め、本作でも神がかり的な演技を見せるキーラン·カルキン。
前作に引き続きエマ·ストーンがプロデューサーとして名を連ねているのも話題である。時に軽やかに、時には荘厳に、全編を彩るのはポーランド出身のピアノの詩人、ショパンの名曲の数々。美しい景観が内包する影の歴史、人の笑顔の真側にある“リアル·ペイン(本当の痛み)”とは …… 。これはジェシー·アイゼンバーグがどうしても撮らなければならなかった映画。