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ゆうばり映画祭 81本上映へ
ゆうばり映画祭 81本上映へ
来月7日開幕 札幌にサテライト会場
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の実行委員会は6日、札幌市内で今年の開催概要を発表し、30回記念となる来年から開催時期を冬から夏に移す方針を明らかにした。
(松本悌一)
来年から夏開催に
開催時期変更について実行委の深津修一エグゼクティブプロデューサーは、「札幌から車で来られるように時期を変えてほしいという声が多かった」などと説明。具体的な日程や会場などは未定としながら、「できれば専用の空間を持ちたい。(夏場の)夕張メロンというブランドとつなげることで、多くの人に来てほしい」と狙いを語った。
今年の映画祭は3月7~10日の4日間で、ホテルシューパロなど3会場4スクリーンで計81作品を上映する。例年通り招待作品部門やコンペディション部門のほか、空想やホラーなど「ファンタスティック映画」という原点を突き詰めようと「コアファンタ部門」を新たに設置、24作品を上映。期間中、俳優や映画監督など約100人が参加予定で、約1万の来場者を見込む。昨年に引き続き、3月2、3日に札幌のサテライト会場でも8作品を上映する。
映画祭は1990年に始まり、夕張市の財政破綻で一度中止したが、2008年に市民の手で復活した。
チケットは2月9日から販売開始。詳細は公式サイトhttp://yubarifanta.com/を参照。
2019年2月7日(木) 北海道新聞 朝刊