7月2日北海道新聞朝刊より
映画の魅力もっと ミニシアターが連携 道内も5館 配給組織
道内五館を含む三十一都道府県の四十六の映画館・ミニシアターが連携し、映画配給組織「シネマ・シンジケート」(堀越謙三代表)を発足させた。複数の上映施設を持つシネマコンプレックス(シネコン)に対抗し、良質の映画を地方で提供し、マチの映画館を元気づけるのが狙いだ。
一日、東京都内で開かれた会見で発表した。財団法人国際文化交流推進協会の下部組織で、地域の映画文化を担う人材育成などを目的に四年前発足した「コミュニティシネマ支援センター」(東京)が連携を呼びかけた。道内五館は札幌のシアターキノ、苫小牧のシネマ・トーラス、函館のシネマ・アイリス、帯広のシネとかちプリンス劇場、北見のシアターボイス。
全国を七ブロックに分け、各地区代表が1.良質で高い集客力、2.育ってほしい監督の作品――などの基準で作品を選び、年六―十二本配給する。宣伝方法などのアイデアも出し合うほか、映画の魅力を伝えるフリーペーパーも発行することで、集客力アップにつなげる。多くの地域で上映が可能になり、大手映画館に流れていた作品上映も容易になるという。渋谷でミニシアターを運営する堀越代表は「映画館を活性化させるだけでなく映画ファンも育てたい」と抱負を語った。
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