北海道新聞夕刊 2008年2月20日 掲載映像、絵画 本物こそ
子どものアート体験拡大
札幌市が新年度 短編や作品を製作
札幌市は2008年度から、市内の小中学生が専門家の指導を受けながら、映像や絵画などの制作を体験できる事業を本格的に実施する。上田文雄市長の二期目の総合計画となる第二次札幌新まちづくり計画(07-10年度)の一環。本物のすばらしさに触れてもらうことで、子どもたちの豊かな感性をはぐくむ。
(後藤敦)
市は04年度から、小学6年生を対象にした音楽芸術鑑賞事業「キタラファーストコンサート」を行ってきた。本格的なホールでクラシック音楽を聴く機会として好評だったことから、08年度からは、音楽以外の分野にも拡大する。
※映像製作では、市内の中学生15人を募集し、企画、脚本、小道具作り、編集など、短編映画の一連の制作作業を体験してもらう。指導は映画監督の早川渉さんら市内の映像の専門家が担当する。
美術では、小学校一校に国内外で活躍する絵画、彫刻のアーティストを招待し、交流しながら、作品作りに共同で取り組む。
また、小学5年生約千人を対象に、市所有の彫刻などを展示した札幌芸術の森美術館(南区)や札幌彫刻美術館(中央区)で、学芸員が分かりやすく作品を解説する機会を設け、作品鑑賞後はワークショップ(勉強会)も行う。
市観光文化局は08年度予算案に300万円を計上した。「今後はさらに対象を拡大し、本物に触れる機会を増やしたい」と話している。
※この事業を、NPO法人北海道コミュニティシネマ・札幌が主催します。
募集開始は4月下旬を予定しています。
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