2006年11月21日(火)
北海道新聞朝刊より
ゆうばり映画祭 来夏市民の手で
夕張市民有志が20日、市の財政破たんで休止が決まった「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の継続へ向け、活動母体となるNPO法人「ゆうばりファンタ」(沢田直矢代表)の設立総会を同市内で開いた。27日に道へ法人設立の認可を申請。来年夏をめどに市民主導での映画祭開催を目指す。
新法人は、事業目的として1.国際映画祭の開催2.夕張で撮影する映画の誘致・製作支援3.地域の映像の調査・研究――など9項目を掲げた。新年度の事業計画では開催時期を来年6月以降、予算は従来の映画祭の約3割にあたる3千万円規模とした。
設立メンバーは夕張市民10人。総会では事業計画や役員を承認した。沢田代表は終了後の記者会見で、「映画祭は夕張の財政破たんの象徴のように思われているが、市民が誇りを持てる材料の一つにしていきたい」と決意を表明。また娯楽作品中心という基本路線は引き継ぐ考えを明らかにした上で、「予算や開催規模はなお流動的であり、協賛企業やサポーター会員を募りたい」と述べた。
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