北海道新聞2006年10月3日(火)朝刊より
夕張映画祭復活目指し NPO法人設立へ
市民有志 資金募り運営計画夕張市の財政再建団体入りに伴い中止が決まった「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」を市民の手で復活しようと、市民有志が来年2月にも特定非営利活動法人(NPO法人)を設立する。11月に新生する予定で、手続きと並行して、企業、団体などに資金協力を求め、資金のめどがつき次第、運営計画を練る。
NPO法人を設立するのは、市民ボランティアとして映画祭にかかわり、9月30日に解散した「ゆうばり映画祭応援団」の代表・沢田直矢さんら有志。名称は未定で、当面は「ゆうばり映画祭を考える市民の会」として準備にあたる。
映画祭は、経費約1億円のうち市が6千7百万円を補助していた。このため市の経費削減策の一環として7月に中止が決まった。沢田さんらは、市民の側からの映画祭復活こそが夕張再生の象徴との思いから、市民主体の開催を考えた。
資金など課題も多く、詳細は未定。沢田さんは「映画祭は17年の歴史があるが、市民の映画祭はゼロからの 出発。気を引き締めてやりたい」と話す。例年の2月開催は日程的に難しく、来年中の開催を目指して準備を進める。
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